効率とさよならできる日

こんにちは！ニーナヒェンです。

いきなりですが、私は日常の生活の中でこんなことを考えながら生きています。
※ブログはこういう独り言が書けるのでいいですね。

時間を3時間ごとのブロックに分ける
それぞれのブロックで1つは”生産的な活動”をしていたい
おやすみブロック（生産なしブロック）は1日1つまで

これ、大学受験の勉強としていた時に自然と覚えてしまった考え方です。
ですが、長い人生「これってあんまりよくないのでは？」と思ってきました。

どういうこと？ってお話と、メリットデメリットの整理、そして私がずっと考えている「ゲームする時間は生産的か否か」についても棚卸しておこうと思います。
寝る前の5分間、お付き合いください。

1 1日は3時間ごとのブロックに見える
2 メリット）効率的な気がする
3 デメリット）効率厨になってしまう
4 ゲームは生産的か
5 まとめ

1日は3時間ごとのブロックに見える

大学受験、決められた時間の中でしっかり成果を出さなきゃな～と思っていました。
人間、一度に集中できるのはせいぜい2、3時間という話も聞きました。
そうであれば、2、3時間ごとに休憩をはさみつつやっていくのが一番効率的なのではないか？そう思いました。

だから、こんな感じで1日にやることを決めていたんですね（もちろん休憩も含みます）。

9:00-12:00　英語
12:00-15:00　数学
15:00-18:00　世界史

こんなことをやっていたので、大人になってもこれが当たり前のように沁みついてしまっているわけです。

やりたいこと・やらなければならないこと、多いですよね。
例えば今の私だったら、ほぼルーティン化している作業はこんな感じです。

ドイツ語の勉強
ブログ更新
YouTube更新（台本作り・収録・編集含む）
散歩・筋トレ
本業（小声）

これらをうまいこと上記の時間区切りブロックに当てはめていって、
まあ9時までと21時以降はおやすみしたとしても、1日3つは生産ブロックを作っていきたいよね、ということを日々考えています。

メリット）効率的な気がする

この考え方のよいところは、徒に時間が過ぎてしまうことが少なく効率的であるという点だと思っています。
1日の始め、起きた時点で大体「今日はこれやるか」と決めているので、後から「やばいコレやってない」となることが少ないです。

また、例えば1日3ブロックこなせたとしたら、3つは何かを積み上げたということになるので、「継続してやったぜ」みたいなちょっとした自信にも繋がります。

デメリット）効率厨になってしまう

こういう考え方の根底にあるものって、”効率を求め過ぎている”ことだと思います。
ムダな時間を作りたくないから、時間を細かく管理する。

でもこれってやりすぎると、必要なムダ（これはムダとは言いませんが）も削りたくなってくる気がします。
家族と、友人と過ごす時間だったり、ぼんやりする時間だったり。
お酒を、食事を楽しむ時間だったり。

長い人生、自分ひとりで生きているわけではないのだから、”生産”ばかり追っていても中身のないというか、ぺらぺらな人間になってしまうような気がします。

ゲームは生産的か

関係があるかないか微妙なところですが、ゲームに費やす時間の話をしましょう。

中学生くらいまでゲームが大好きでした。ハマって何時間もゲームの世界に入り込んでしまう。そんなこともしょっちゅうありました。
しかし、高校生以降そんなことがなくなってしまったように感じます。

ゲームをやらなくなった理由は、”どうしてもその時間がムダだと思ってしまうから”。
楽しいのですが、その後どうしても「この時間、他に何か出来たんじゃないか」と思ってしまうのです。※まあ、何もやらないことが多いのですが…。

でも、すごく寂しいです。
何かが好きで、ハマって、感動できるって、なんだか忘れてはいけない感受性のような気がします。こういうの、大人になると忘れてしまうものなのでしょうか。

2017年、任天堂より『ゼルダの伝説ブレスオブ ザ ワイルド』が発売されました。
この時のレビューで、「いい大人だが、ハマって何時間も過ぎてしまう。こどもの頃を思い出せて感動している」というものをどこかで見た覚えがあります。
すごく共感しました。何かにのめり込んで、時間があっという間に過ぎて、でも満足感がたっぷりで。そんなものを、大人になっても見つけていきたいものです。

最近に関して言えば、”ドイツ語で（外国語で）ゲームをする”ということは、ある種ソリューションになってくれています。「ドイツ語の勉強にもなってるはずだし…」と思えることで、救われている気がします。わはは。

「ゲームをする時間は生産的か否か」、これは私にとって、難しい問題であり続けています。