なんか急に思いついた、降ってきた(まさにaufgefallen)ので書いておきますね。
dochとは
ドイツ語独特の言い回しで、「~ではないよね?」という否定を含む問いに対して「いや、そうである」と答えるときに使います。
例)
Hast du keine Zeit?(時間ないの?)
Doch, ich habe Zeit.(いや、時間あるよ。)
Sprichst du kein Deutsch?(ドイツ語話さないの?)
Doch, ich spreche Deustch.(いや、ドイツ語話すよ。)
みたいな感じで使います。
これは日本語にはない、または逆な独特な表現なので混乱しがちですが、今日散歩していていいソリューションを思いつきました。
dochは日本語でいう「そんなことない」である
dochは、あえて日本語にするならば「そんなことない」なんです。
日本語の「そんなことない」にも「ない」が含まれるのに肯定の意味になりますよね。例えば…
Hast du keine Zeit?(時間ないの?)
Doch, ich habe Zeit.(そんなことない、時間あるよ。)
Sprichst du kein Deutsch?(ドイツ語話さないの?)
Doch, ich spreche Deustch.(そんなことない、ドイツ語話すよ。)
これは「今日試験できなかった…」という友人に対し、「そんなことないよ!すごくよく出来てたよ。」と言いたい時に思いつきました。ここでは「Ich habe heute nicht gut gemacht…」に対して「Doch!Du hast gut gemacht!」を使えますが、ここでのDochはまさに「そんなことないよ」です。
まとめ
dochの使い方、私は仕事で覚えました。
書類に書いてあることを確認してチェックすることが多かったのですが、そのときに「ここには書いて無いよね…いや、あるわ!」というときの「いや、」は「doch」です。
dochが自然に使えるとカッコいいです。そしてうっかり逆の意味でNeinと言ってしまうとわりと相手を驚かせてしまったりもします。この日本語訳でちょっとでもdochへの理解が進みますように。