こんにちは!ニーナヒェンです。
ゲーテドイツ語B2試験、2019年からモジュール別に変わりましたね。
私もつい昨年受けましたので、合格しているモジュールについては
記憶の新しいうちに対策等勉強中考えていたことをメモしておきます。
ゲーテドイツ語B2を受ける方のご参考になれば幸いです。
モジュール”LESEN” 基本情報
時間:65分
大問:5問
文章の内容⇩:
- Teil1:個人の意見・体験文
- Teil2:新聞・投書
- Teil3:新聞・投書
- Teil4:短い意見文
- Teil5:学校、政府等からの案内文
大問(Teil)別内容と対策
Teil1
- 内容:個人的な意見や体験文を読む
- やること:4名の意見を読み、9つの設問内容についてそれぞれ誰の発言か選択する。
- 時間配分:約18分。各テキストはそれぞれ約140文字、4名分でおよそ570文字。
⇩対策
例)Sie lesen in einem Forum, was Menschen über das Leben in festen Beziehungen berichten.
Beispiel0) Wer braucht eine Partnerschaft, um glücklich zu sein?
⇧この場合、太字の箇所からテーマは「人生にはどんな人間関係が必要か?」「パートナーは必要か?」のような内容であることが推測できる。
キーワードからも本文の内容が推測できる。
例)
1 Für wen ist die Ehe nicht mehr zeitgemäß?
2 Wer betrachtet Unterschiede zwischen Partnern als etwas Positives?
⇧この場合、太字の箇所がキーワードである
Teil2
- 内容:新聞・投書を読む
- やること:6つの文章が欠けている状態である。8つの選択肢のうち文章構成に沿っているものを選択し埋めていく。2つの選択肢は選ばれない。
- 時間配分:約12分。文章全体の長さはおよそ330文字。
⇩対策
例)
Sie lesen einer Zeitschrift einen Artikel über die Vermüllung von Städten.
Titel:Vermüllt
⇧この場合、テーマは「ごみ問題(※ドイツありがちテーマ)」、内容は「街でごみが捨てられていること」等であることが推測できる。
キーワードからも本文の内容が推測できる。
例)
a Deshalb muss man für alle Pappbecher eine Gebühr zahlen.
⇧この場合、太字の箇所がキーワードである。
Teil2では、接続詞の用法が理解できているかということが問われているので、接続詞には注意してマークしていくといいかもしれない。
※”das andere sind”,”Denn”,”Trotzdem”など
Teil3
- 内容:新聞・投書を読む
- やること:3択の問いを読み、正しいものにマークする。問は全部で6問。
- 時間配分:約12分。文章全体の長さはおよそ400文字。
⇩対策
Beispiel)
Sie lesen in einer Zeitschrift einen Artikel über kostenlosen Nahverkehr.
Titel: Kostenloser Nahverkehr
⇧この場合、太字の箇所がキーワードである。
キーワードからも本文の内容が推測できる。
また、本文中でキーワードと同じものを見つけたらマークしておくと後から探しやすくて便利。
Teil4
- 内容:短い意見文を複数読む。8つの意見文、7つの選択肢が与えられる。
- やること:各選択肢の内容について、それぞれ誰の発言か選択する。
- 時間配分:約12分。文章全体の長さはおよそ330文字。
⇩対策
まずはテーマが何なのかなるべく早く把握する。
例)Sie lesen in einer Zeitschrift verschiedene Meinungsäußerungen zur modernen Arbeitswelt.
Beispiel0) Dort den Abstand lernt man, die Sachen zu schätzen.
⇧この場合、太字の箇所からテーマは「現代の働き方への意見」「働くことで何が得られるか」のような内容であることが推測できる。
問の内容を把握し、キーワードに印をつけていく。
キーワードからも本文の内容が推測できる。
例)
1 Man versteht auch das eigene Land besser.
2 Der Aufwand vor dem Ortwechsel ist nicht zu unterschätzen.
⇧この場合、太字の箇所がキーワードである。
Teil5
- 内容:学校、政府等からの案内文を読む
- やること:3つの文章を読み、それぞれのタイトルとして適切なものを選択肢7つのうちから選択する。
- 時間配分:約6分。文章全体の長さはおよそ200文字。
⇩対策
まずはテーマが何なのかなるべく早く把握する。
例)
Sie studieren an der Universität Wien und lesen die Benutzungsordnung der Bibliothek.
Titel: Benutzungsordnung der Universitätsbibliothek Wien
⇧この場合、太字の箇所からテーマは「大学図書館の利用方法」であることが推測できる。
例)
a Elektronische Ressourcen
b Nutzung
追記とヒント
- 全体:まずは概要を把握し、キーワードに印をつけていくことが大事。本番は黒のボールペンのみ使用可なので(フリクションは不可)、黒だけで自分が分かるようなマークを付ける練習をしておくと便利かもしれません。
- 時間配分:あくまでおおよそですので、それぞれ得意な分野では素早くこなし、苦手な分野に時間をかけてゆっくり解く、という戦術も出来るのではないかと思います。やりやすい大問からこなしていくということも可。
- テーマ:ドイツあるあるですが、「環境問題」「ごみ問題」「生き方問題」等についてはテーマとして扱われることが多い気がします。一度はドイツ語の文章を読み、どんな単語が使われるか知っておくと有利かもしれません。
あとがき
こちらは保存版にして、思いついたら追記していこうと思います。お役に立てば幸いです。
Viel Erfolg!
⇩練習問題も解くとよいよ