YouTube『ドイツ語だいすきクラブ』更新中!

ドイツ語を学ぶのはなぜ?

こんにちは、ニーナです!

なぜドイツ語を学ぶのでしょうか?
どうしてドイツ語を勉強しているんですか?

ドイツ語をやっていると高確率で聞かれる質問だと思います。

今日はこの質問について、私が今考えていることを書いておこうと思います。
※現時点での考えです。もう5年もしたら、また考えが変わるかもしれません…。
もしかしたらブログはタイムカプセル的な役割も果たしてくれるのかもしれないですね!

 

ゲーテインスティテュート的「ドイツ語を学ぶ10の理由」

なぜドイツ語を学ぶのか、については、ゲーテインスティテュートのHPにも「ドイツ語を学ぶ10の理由」として紹介されています。
まずはそちらをご紹介してみようと思います。

1:ビジネスシーンで

2:グローバルなキャリアアップ

3:観光業とホテル

4:学問と研究

5:コミュニケーション

6:文化的理解

7:旅行

8:文学、音楽、芸術そして哲学の楽しみ

9:ドイツへの留学、就職の可能性

10:視野の拡大(多分)

※10個目はキャプションの記載がないので想像です(真顔)

なるほど文学、音楽、芸術、哲学なんかは確かにドイツに勉強しに来られる方も多い印象です。
あなたの「ドイツ語を学ぶ理由」はありましたか?

参考 なぜドイツ語を学ぶ?ドイツ語を学ぶ10の理由ゲーテインスティテュート ジャパン

 

~以下自分語りタイム~

ドイツ語を学ぶのは”日本のことを知ることが出来るから”

逆説的ですが、ドイツ語をやっていておもしろいな~よかったな~と思うのは、ドイツ語を通して日本のことを考えられるときなんです。

ドイツ語を勉強していると、日本語を勉強しているドイツの方ともお話する・一緒に勉強する機会があります。そういった場面で、日本語についてももちろんですが、日本について質問される機会も増えますよね。
回答するにも、「日本のことなら楽勝」かと思いきや、そうでもないんです。
日本の政治のこと、宗教のこと、歴史のこと、神話のこと、簡単にでもすぐに説明できますか?しかも、ドイツ語で…。

ドイツの方にこのような⇧質問を頂いて、うまく答えてあげることが出来ないとすごく反省します。そして恥ずかしいですよね。日本のことって、実はあんまりよく分かっていないんじゃないか。そう気付きます。

ある状況の文化的背景とか、神話とか。「私はこう思うんだけど、あなたはどう思う?」って、すごくよく聞かれます。

 

「海外に持っていくべきものは?」みたいな質問ってよく見ますが、私は「日本についての最低限の知識」だと思います。※私もまだまだなので、修行が必要ですが…。

ドイツ語の学習を通して、外からの日本のイメージを知ることが出来るということ、そして「あ~日本のことももっと知らなきゃいけないな」と思えること、これがドイツ語をやるおもしろさであり、理由かもしれないです。

 

※だから、これって別にドイツ語じゃなくてもよかったんじゃないか?と思うわけです。仮に私がフランス語、スペイン語、イタリア語をやっていても、同じことを考えていたのではないか?と思うんのです。それがドイツ語だったのは、完全に”ご縁”ですね(イケボ)。英語?英語とも…ちゃんと向き合わないといけないですね…(消え入りそうな声)

 

モチベーションは”原文が分かるおもしろさ”

ドイツ語をやる一番のモチベーションって、ドイツ語の文章をそのまま理解することが出来るおもしろさだと思っています。

翻訳・通訳を通さなくてもわかる文章が増えたとき、「私ってスゲー!」って思えます。笑

 

これは例えば哲学者とか文豪とかの、有名な文章においても同じかと思います。ゲーテとかヘッセとか、たった一文でも原文で理解出来たらすごい量のアドレナリンが出ますよね。

ニーチェの「神は死んだ(Gott ist tot.)」ですら、ドイツ語で理解できるとちょっとうれしいです(というかGottとtotで音韻を感じるな、みたいなところが分かるのが楽しいです)。

 

ドイツ語の語感とかリズムとか単語のイメージとか、そういったものが身についてくると、自分の世界が広がった気がしてかなり興奮しますよね。笑

 

知っている・知らない部分の”円”

即席で申し訳ないのですが、ドイツ語を勉強するとき私はこんな⇧ことを考えています。

 

今、小さい円の中にいます。その中は知っている部分。今のドイツ語力で理解できる世界です。

ですが、境界の先の世界、知らない部分も知っていきたいですよね。そうすると、小さい円を広げていくことになります。そして、この広げていく作業には痛みを伴います。新しいことを勉強するときはいつも苦しいし、まだこんなことも分からないのかと不安にもなりますよね。

小さい円の中だけで満足していればよいのであれば、全く痛みは感じません。その中だけでぬくぬく過ごすことも出来ます。でも、多分それって全然成長できないと思うのです。

 

新しいことを学ぶときはいつも痛いけれども、それでも私は円をどんどん広げることを続けたいんだ~!と。こんなことを考えています。苦しいときはきっと自分の知っている部分の円が広がっているときだと分かっていれば、なんとなく乗り越えられそうな気もするので。

 

あとがき

みなさんの「ドイツ語を学ぶ理由」は何でしょうか。

でも、これってきっとかっこつけた理由じゃなくてもいいような気がします。

「なんとなく」「かっこいいから」、そんな理由でドイツ語をミシミシ鍛えている人、かなりカッコいいですよね。

 

…これ、5年後くらいに書き直そうかな。
自分語りにお付き合いくださりありがとうございました。御礼にビール1杯くらいなら奢らせてください。

それでは~Bis zum nächsten Mal^0^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です