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留学2日目で財布をスられた話【ベルリン|ドイツ|Alexanderplatz|盗難】

こんにちは!ニーナヒェンです。

今日は私が留学2日目にして財布を盗まれるという、おちゃめな話をしようと思います。※全然笑えない

ちゃんと教訓もあるよ!
みんなももし海外に行くときは気を付けすぎるほど気を付けてね!

事件はアレクサンダー広場で起こる

やっとベルリンに着いた。8月末。
なんとか予約が取れた学生寮には9/1からしか住めないようなので、数日間市内の安いホステルに泊まる(主人はなぜかイタリア語と少しの英語しか話せないようでした)。

時差と疲労で長いこと寝てしまう。

 

起きる。いいお天気。
そういえば、ヘアアイロンはこっちで買うんだったな。また移動するからあまり物は増やせないけど、ヘアアイロンはずっと使うだろうから買い物にでも行くか。と思い立つ。

事前の調査では、どうやら「アレクサンダー広場(Alexanderplatz)」に大きな家電量販店があるようなので、行ってみることにする。

※写真奥に見えるのが””それ””です。この時はまだ浮かれてた。

※ちなみにアレクサンダー広場(アレックスと呼ばれている)自体は有名なテレビ塔(写真奥)があったり、世界時計があったり、かなりモダンですばらしい場所である。

アレクサンダー広場はベルリン中心のかなりの方に位置しており、方向音痴の私はよく遠くからアレクサンダー広場にあるテレビ塔を見つけて「あっちが東か…」と確認していた。

「SATURN」という家電量販店に入る。
(かなり大きな店舗で、新宿のビックカメラみたいな感じです。)

フロアが分かれており、1階にはヘアアイロンは見当たらないようなので
充電コードかなんか小さい買い物だけして、エスカレーターで2階へ上がる。

※どうでもいいですが、ドイツでは日本で言う2階のことを1階(erste Geschoss)と表現します。1階のことは地上階(das Erdgeschoss)って言います。

ない

おーこんなんでいいんじゃない?っていう品物を見つけたので、レジに持っていく。

あーその前に、今日いくら持ってきたんだっけかな。

リュックを探る。

 

もう、ありませんでした。財布

 

だれも助けてくれない

えっなんで。だってさっき1階で買い物したばっかりじゃん。
だからほんの数分前まではあったはず。

リュックの中身を全部ひっくり返したけど、出てきてくれない。

”盗られた”。その4文字がずっと頭を巡る。

盗られた!財布盗られた。

 

一瞬目の前が真っ暗になるが、すぐにはっと思いつく。

警察!警察だ。日本だったら警察が親身になって聞いてくれるだろう。

そう思って近くの警察っぽい格好の人を見つけて、拙い英語でなんとか説明しようとしたが、

ダメだった。
観光客だかなんだか分からない小娘が、通じない英語でなんか言ってるわ…みたいな顔をされた(私が不運だったのか?)。

ちなみにドイツ語はまだ全くできなかった。

 

文字通り泣き寝入る

とぼとぼ、という音が聞こえそうな帰路。

仮の滞在先である安いホステルに戻る。
知らない町。友達もいない。
日本に泣きつこうにも、恥ずかしさと情けなさと時差が邪魔をする。

幸い財布はいくつかに分けており、なくなった財布に入れていた額は200€くらいだった気がする(それでも多い)。だが、額はあまり関係なかった。

送り出してくれた両親の顔を思い出したら涙が止まらなかった。

まだ日は高く、太陽はさんさんときらめいていたけれど、
私には真っ黒に、真っ暗な世界にしか見えないほど落ち込んでいた。

原因は?

…と言う、かわいそうな(間抜けな)回想でした。

今になって考えてみると、原因は以下にあると思っています。

  • ”観光客”みたいな恰好をしていた
  • リュックは背中に背負って無防備だった
  • キョロキョロしていた

 

「”観光客”みたいな恰好」とは、日本から来たんですね~感丸出しの恰好という意味です。

※ちょうどこんな⇧です。めっちゃいい素材があった。

これだと、「私日本からおカネいっぱい持って出てきました~現地のことあんまりわかんないで~す」って看板を持ちながら歩いているようなものなんですよねきっと。

⇩留学の記事にも書いていますが、ドイツの女性は基本パンツスタイルで、スカートを履くこと自体珍しかったのではないか(現地人ではないことを体現してしまっていたのではないか)と思っています。

私の思うベルリン 好きなところ・微妙なところ【ベルリン|おすすめ|観光|エリア】

「リュック」についてはそのままなのですが、以下の画像のようなものを背中に背負って安心しきってしまっておりました。

実際に盗られてしまったのは「1階⇒2階に上がるエスカレーターの間」だったのでは?と想像しているのですが、「チャックここでーす!」って言っているようなフツーのリュックじゃ簡単に開けられてしまいますよね。

「キョロキョロしていた」ということもそのままです。

ベルリンは2回目ではありましたが、どんなものがあるかな~あれなんだろうな~とそわそわしている観光客そのものだったのではないかと思っています。

要は、「カネを持っていて気が緩んでいる観光客だから狙いやすい」と思われてしまったのでは?と想像しています。

教訓;現地の人になり切れ

「できるだけ現地の人になり切れ」!!!

これは今回のことを通して学んだ教訓で、今後意識していこうと決めた瞬間でした。
服装からです。服装から馴染んでいこう。

あと、「ここは安全って言われている国だし~」は、あんまり考えない方がよいと思っています。注意しすぎることはない!旅行時は念には念を入れよ(お前がな)。

みなさんには良いことが起こりますように。

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